神宮外苑の再開発について-みなと つながる 港区 2023
・神宮外苑の再開発とは?
明治神宮外苑は、10年以上に及ぶ大規模な開発が行われ、神宮外苑の様子は一変します。明治神宮野球場、秩父宮ラグビー場等の老朽化が懸念されている施設が新しく生まれ変わる一方、ゴルフ練習場、バッティングセンター、フットサルコートなど、無くなってしまう既存施設も多く、現在のような市民が使いやすいスポーツ公園としての特性が失われる懸念も指摘されています。
・イチョウ並木、新球場の建設が与える影響は?
計画では、イチョウ並木の道路境界より8mと近い位置に、地下何十mもの新球場が出来るため、イチョウの根等に与える影響が懸念されています。昨年10月に、再開発担当の三井不動産のHP「神宮外苑地区まちづくり」にて、植物に関する新しいデータが公表されました。
しかし、絵画館前のイチョウ並木の保全について、またそもそもの神宮外苑全体を大規模に変更する今回の計画の全体像について、まだまだ港区民にも都民にも情報が届いていません。
私、石渡ゆきこは、港区議会議員、そして港区議会の建設常任委員として、弁護士として、これまで事業者からの情報提供の必要性や説明手法の課題につき、何度も議会で質問や提案をしてきました。地元の青南小ほかの皆様から、事業者に丁寧な情報提供を要請して欲しいといった趣旨の陳情も出されました。
これらを受けて、港区は武井区長名義で2月20日に、神宮外苑再開発事業の施工業者である三井不動産に説明会開催を要請する区長要請文を出しました。
【神宮外苑再開発】区長も説明会開催を事業者に緊急要請! (石渡ゆきこ 公式サイト 3月20日)
・景観保全は未来の社会に対して責任を負うこと
私、石渡ゆきこは、港区の行政や我々議会は、イチョウ並木の景観保全、ひいては未来の社会に対して責任を負う立場にあると痛感しています。再開発計画の存在と課題について、地域の皆様や社会に広く知っていただき、私たちが主体的に街づくりに関わることができるよう、ご一緒に取り組んでいきたいと思います。
( 参考リンク)