がん患者のウィッグ等支援が拡充されます
がん患者に対するウィッグ(かつら)や帽子、胸部補正具等の購入助成の金額が、23区の中でも最低ランクだった港区。また助成が利用できるのは生涯に一度だけ、種類も限定されています。そこで、助成金額や回数・対象経費の範囲を見直すことで、ガンを抱えながら生きる方への支援を他区並みに拡充すべきと提案し、区も改善を約束しました。
港区は23区でいちはやく、ガン患者のウィッグや胸部補正具等の購入助成を行ったのですが、金額や助成対象の見直しは行われていませんでした。
そのため、現在では、23区の自治体の中でも、最近、助成に取り組んだ自治体に比べると、金額が半額以下だったり、また利用できる回数も、多くの自治体は複数回(2回)利用できるのに対して、港区は1回に限定されたままでした。
こうした「格差」について、ガン患者である区民の方から問題提起をいただいて、決算特別委員会の衛生費の質問(令和6年10月1日)で取り上げました。
(石渡質問) 港区でも助成金額・助成回数・対象経費(港区は購入費用だけだが購入費用だけでなくリース費用も対象にしてほしい)について見直すべきではないでしょうか。
(区答弁要旨) 助成金額・回数・対象基準について拡充を検討する。