ペットは家族・家族を守る【ペット同室避難】を港区でも!
2月16日に、高輪区民センター内で開かれた災害時の「ペット同室避難」の重要性を説明する会にゲスト参加。東日本大震災の時に、弁護士として都内の避難所で相談対応をした経験をもとに、現行のペット同行避難(避難所に連れていく、その後は人と動物のスペースは別)ではなく、「ペット同室避難」(飼い主とペットが避難先の同じスペースで生活すること)の重要性について、絵本作家のうささんとご一緒にお話しました。
現在、日本の避難所でペットの受け入れを考えている避難所は少なく、受け入れ可としていても、人とペットは別々の場所、そんな避難所がほとんどです。
港区では、HPで避難所でのペット受け入れ可能施設が5か所公開されています(三田、南麻布、白金台の各いきいきプラザと、赤坂区民センター、みなとパーク芝浦)が、そこには、ペット受け入れ場所は、避難者の居住スペースと分離した避難所施設内の屋外を原則とする、とあります。
これに対して、ペットと飼い主が同一空間で避難する「ペット同室避難」。動物を家族に迎えて暮らす人が、安心して一緒に避難できる避難所が必要です。そしてこれは、動物が苦手だったり重いアレルギーをお持ちの方と、動物を飼っている家族とが生活スペースや動線を分けることで、人間の命と安全も守れるという合理的な考えでもあります。
ペット同室避難について港区議会で初めて取り上げて何度も必要性を指摘し、令和3年の決算特別委員会においても、すでにペット同室避難についての取組を始めている府中市や目黒区の例、小平市のペット同室避難の避難訓練について紹介しました。港区でも、ペット同室避難を実現させていきましょう!
【石渡質問】
動物を連れている家族とそうでない家族との生活動線を分けるというペット同室避難の考え方について、港区でも具体的に啓発や周知をしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
【防災課長答弁】
同室避難については、他の避難者の理解のほか、動線や区画整備、避難スペースの確保などの課題があり現時点では難しい。今後も他自治体事例やこうした課題をふまえ、地域防災協議会の意見も伺いながら、同室避難の可能性を研究する。
ペット同室避難賛成です。ここ港区麻布周辺では、ペットと一緒に暮らしてる方々がとても多いです。室内.室外と飼い主と離れる事で、人も動物も身体の負担だけではなく精神的にも影響が出ると思います。誰もが大変な時に皆んなで支え合える環境があるとどんな災難でも前を向いて行けると思います。どうぞ宜しくお願いします。
ペットは家族なので同室避難所を作ってください。港区は平屋の駐車場がないので災害があると電気で動く駐車場は一切車が出せなくなります。車の中で犬と過ごすことが他の地域と比べて都内は難しいです。したがってどうか同室避難できる場所を作ってください。